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Posted by - 2024.09.17,Tue
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Posted by Planning Ninja - 2008.07.01,Tue
SAMURAI'S FREE TALK 侍放談 Vol.3より



——bay4kさんは「B BOY PARK」(代々木公園で毎年開催される日本最大のHIP HOPイベント)に出演してますね。 非営利のイベントでアーティストも全員ノーギャラで、HIP HOPを盛り上げる為に集まるという。 それでいて日本中のラッパーが上がりたくてもなかなか上がれないクオリティの高いステージだそうで。
俺はそういう話も知らないくらい、今まで全然関わってなかったんです。

——2007年のその模様は地上波のいい時間帯で紹介されていましたよね。イベントの知名度も広がったのでは?
(テレビ番組の出演は)D.O君が先頭に立って運営側と話し合いしてくれたんですけど。 彼はみんなを引っぱってくれている存在で、 「こういう時代だからメディアにも出ていかなくちゃ駄目だ」と考えてるから…周囲もやっと納得してくれて、それに至ったんですけどね。

——僕の知識だと、日本のラッパーというと「m.c.A.T」とか 「RIP SLYM」とか「EAST END × YURI」といったアーティストが思い浮かぶんですけど。 一般人の、HIP HOPに漬かってない人の感覚ってこのようなものだと思うんですよ。J-POPと言われても不自然ではない。
俺は、それらが(自分と)同じ音楽とは思ってないです。 ビートもかっこいいし面白いエンタテインメントだと思うけど…ラップの起源は、言葉遊びじゃないんです。 日本ではディスする…ディスる(言い争う)って言い方をするけど、 NYのブロンクスでは昔、黒人達がディスる時とか貧困を訴える手段としてラップをしていた。 ガキが小さい頃からそういうことを自然にやってる。痛みを歌っているんですよ。

——「8Mile」(エミネム主演の映画)のシーンにもある、路上で黒人が集まってやるバトルですね。
日本人はわけわかんないノリで楽しんじゃったりするけれど、 向こうは「母ちゃんがアル中で、俺がヤクをさばかなきゃメシも食えない」なんていうリリックが日常的にあるし。 日本人の、さっき名前を挙げてもらった人達のラップっていうのはエンタテインメントだから。 でも、彼等は俺と同じ感覚で本気でやっていると思うんですよ。 そこまで頑張ってやっている事に対して非難はしないけど、何て言うのかな、とにかく違う。「自分にしか書けないもの」ではない。

——じゃあ、bay4kさんとは対極にあるエンタテインメントのラップはどう表現しますか。
80年代のオールドスクール(HIP HOPの黎明期)、黒人も角刈りだったような頃のパーティーラップをやってる気がする。

——パーティーラップ。
っていうのかどうかはわからないけどね。俺が90年代に聴き始めた頃なんていうのは、 イーストコーストのNYスタイルと、ウエストコーストのLAと…どっちかっていうとギャングはLAの方が有名なんすよ。 で、NYはもっと寒いイメージ。革ジャン着て襟立てて、みたいな。 今はサウスのHIP HOPが流行ってて、アトランタとかの。どんどん動いてる、メインストリームが。 だったらどうして、せめて今の流行を追っかけないのか?って思うね。
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